この記事ではこんな電子書籍と紙の本のメリットと上手な使い分け方を解説する記事です!
- 電子書籍で本や漫画を読むメリット
- 紙(紙書籍)で本や漫画を読むメリット
- 電子書籍と紙の本を上手に使い分ける例
ですが、漫画以外にも電子書籍の取扱は幅広いので、使い分けの例を紹介して入る章は特にチェックしてください。
電子書籍で本や漫画を読むメリット
電子書籍で本や漫画を読むメリットには以下の6つが挙げられます。
- ダウンロードしてすぐ読める
- セールやクーポンを使えば値段がお得になることも
- スマホやタブレットで何冊分も持ち運びでき、保管場所も要らない
- 電子書籍のみしか販売していない本もある
- 検索機能で読みたい本がすぐ見つかり、無くす心配もない
- 汚れや傷、破れることがない
上記メリットについて以下の章で解説していきます!
ダウンロードしてすぐ読める
電子書籍はダウンロードが完了するとすぐに本を読むことができます。
紙書籍の場合は店舗に行き、読みたい本を探して購入します。この際に、、、
- 店舗に本の在庫がなく、取寄せが必要
- 営業時間に間に合わない
- 臨時休業で休みだった
電子書籍なら紙と違って、上記のようなデメリットはなく、「あっこれ読みたい!」と思ったらすぐに購入することができるので手間要らずで読書を楽しめます!
セールやクーポンを使えば値段がお得になることも
電子書籍の購入には電子書籍サービスを提供するサイトから購入し、ダウンロードして読むのが一般的な流れです。
電子書籍のサービスによっては独自のセールやクーポンなどキャンペーンを行っており、これらをうまく活用することで定価よりも安く読みたい電子本を購入することが可能です。
電子書籍サービスが提供する割引キャンペーンは主に以下の種類が多いです。
- 電子書籍サービス会員登録で50%OFFクーポン
- 対象商品が○○%〜○○%以上OFF
- LINE友達追加で○○○円割引クーポンプレゼント
電子書籍サービスの中にはサイト独自のポイントで本を購入するケースもあり、そういった場合は「ポイント還元」「ポイント付与」などのキャンペーンを実施しています。
スマホやタブレットで何冊分も持ち運びでき、保管場所も要らない
電子書籍はスマホやタブレットで読むものなので、何冊分でも持ち運びでき、保管場所も要らないのがメリットです。
また、電子書籍は外出先でもデータとして保存してあるので読みたい時にいつでも読むことができ、持ち運びも不要。
紙の本ではカバンやリュックが嵩張ったり、重くなることもありません。
しかし、読み終えた本をコレクションし、インテリアとして活用している人には不向きなサービスと言えます。
電子書籍のみしか販売していない本もある
電子書籍のみでしか販売していないマニアックな本も読めるのが1つのメリットとして挙げられます。
電子書籍で販売している本は全てが紙の本として販売しているわけではなく、
- 自費での出版が困難
- 知名度が低く、オンラインのみの漫画
- 紙での販売は採算を取るのが難しい
様々な理由で紙での出版ができなく、電子版のみでの販売を選択しているケースもあります。
検索機能で読みたい本がすぐ見つかり、無くす心配もない
電子書籍サービスで購入した本は、サイトやアプリ内のライブラリに入っているので検索機能を使うことですぐに見つけることができます。
また、本を無くす心配もなければ、探す時間も省くことができます。
本を多く保管している人は読みたい本を探すのに時間を要することもありますが、電子書籍では本のタイトルや著者名で検索することでスグに見つかるのが非常に便利ですね!
「買う」「読む」の観点から見ても検索機能は非常に便利であらゆる手間を省けますね!
電子書籍なら本にありがちな汚れや傷、破れることがない
電子書籍なら本に汚れや傷、破けるなどの心配がいりません。
紙の本は経年劣化していき、破けたり、シミがついて読みにくくなるなどトラブルが付き物です。
電子書籍はデータなので大切な本が経年劣化するのを防ぐことができます。
紙(紙書籍)で本や漫画を読むメリット
紙(紙書籍)で本や漫画を読むメリットには以下の6つが挙げられます。
- 紙の本や漫画は手元に残る
- 勉強や記憶に残したいなら紙媒体という研究結果がある
- 通知や電波状況などで読書の邪魔がされない
- 紙媒体や充電や端末が不要
- 特定のページをすぐに開ける
- 特装・限定版などは紙の場合もある
上記メリットについて以下の章で解説していきます!
紙の本や漫画は手元に残る
紙の本は手元にずっと残るものなので、漫画などシリーズものを全て集めて棚に並べたいなどインテリアとして使うことができます。
実物があるので、愛着が湧いたり、友人へ貸し出したり、古本屋に売ることなどもでき、電子書籍と違ってデータを間違って削除したとしても大丈夫です。
これらに当てはまる本がプレミアム古本となるのです!
勉強や記憶に残したいなら紙媒体がおすすめ
以下、精神科医・樺沢 紫苑(かばさわ しおん)先生によると
そうしたデータの被験者となっているのは、長く紙の本に触れてきた人がほとんどです。紙に慣れた人にとっては、紙のほうが記憶しやすいのは、当然のこと。デジタルネイティブにとってどうなのか、それはわかりません
ほとんどの人が紙の本に触れてきたので、電子書籍よりも記憶に残りやすいということです。
確かに、電子書籍は簡単に読めるので内容がきちんと理解できないまま読み終えてしまうこともあると思います。
もちろんマーカー・メモ機能がありますが、実際に自分で線を引いた方が記憶に残りやすい気はしますね。
通知や電波状況などで読書の邪魔がされない
紙の本では、デバイスと違ってLINEやSNS、電話の通知が来ることがないので読書に集中できるのがメリットです。
電子書籍は通知の他にもWi-Fiや通信環境によって画面がフリーズしてしまうこともあるので熟読するのが困難。
通信環境に左右されず、他アプリや通知などの誘惑もないので紙の本はこれが強いです。
勉強や記憶に残す必要がある読書は紙の本がおすすめできると言えます!
紙媒体や充電や端末が不要
紙の本は、実物があればいつでもどこでも読書を楽しむことができます。
電子書籍のデメリットには、本を読むためのデバイスが必要になるので、十分な充電がないと読書ができないので注意が必要です。
もちろん、持ち運びのバッテリーや充電しながらと簡単な対策はありますが、紙の本であれば、これらの準備が不要なのでトータルコストで考えると紙の方がお得になるケースも考えられます。
特定のページをすぐに開ける
紙の本は1ページずつめくる電子書籍と違って、特定のページを開きやすいという利点があります。
電子書籍は読みたい特定のページをピンポイントで探すことがちょっと面倒で目次やブックマーク機能があっても不便さを感じる人も少なくありません。
紙であればパラパラめくるだけで特定のページを開けるのが良いですね!
特装・限定版などは紙の場合もある
紙の本は表紙や帯など視覚的に楽しめる要素が多いのですが、書店購入特典や特装・限定版など通常より少しプレミアムで購入できるケースが多く、これは紙の本でよく見かけます。
オリジナルグッズなど狙って本を購入している人は紙の本での購入をおすすめします!
反対に特典などには興味がなく、本の内容が気になる方は電子書籍が相性良いと言えます。
限定版などは後になってプレミアムが付くこともあるので本を後々売却したい人も紙の本が合っていると言えます。
電子書籍と紙書籍のメリット まとめ
ここまで電子書籍と紙書籍のメリットを紹介してきましたが、一度比較してみましょう。
電子書籍のメリット | 紙の本のメリット |
・ダウンロードしてすぐ読める ・セールやクーポンを使えば値段がお得になることも ・スマホやタブレットで何冊分も持ち運びでき、保管場所も要らない ・電子書籍のみしか販売していない本もある ・検索機能で読みたい本がすぐ見つかり、無くす心配もない ・汚れや傷、破れることがない |
・紙の本や漫画は手元に残る ・勉強や記憶に残したいなら紙媒体という研究結果がある ・通知や電波状況などで読書の邪魔がされない ・紙媒体や充電や端末が不要 ・特定のページをすぐに開ける ・特装・限定版などは紙の場合もある |
こうしてみると、電子書籍にも紙の本にもそれぞれのメリットがあり、一概にどちらが良いということを決めるのは難しいです。
次の章では、それぞれ使い分けの例について紹介していくので参考にしてくださいね!
電子書籍と紙の本は上手に使い分けよう!

ハイブリッド型総合書店「honto」の調査によると全体男性の3割、女性は2割の方が電子書籍を利用しているという結果になり、若い世代ほど電子書籍が浸透していることがわかります。
電子書籍と紙の本を使い分ける例として以下を紹介していきます。
- 漫画や小説、雑誌は電子書籍がおすすめ
- ビジネス書や実用書、写真集等は紙媒体がおすすめ
- 出先や普段は電子書籍、自宅や就寝前は紙媒体
- 本全体を読み返す、暗記したいなら紙媒体
- 特定のページや一部暗記したいなら電子書籍
漫画や小説、雑誌は電子書籍がおすすめ
1冊では終わらない、漫画や小説、雑誌は電子書籍を使って読むのがおすすめです。
理由としては、定期的な購入が必要になるため購入回数が多くなるためです。
こういった1回の購入では読みきれない本は電子書籍の方が向いています。
デバイスに本を保存できるので保管場所を必要とせず、処分の必要がないため、定期的な購入が必要な本は電子書籍での購入がおすすめです。
ビジネス書や実用書、写真集等は紙媒体がおすすめ
ケースバイケースではありますが、まーかービジネス書や実用書、景色や人物などの写真集は紙書籍がおすすめです。
写真集に関してはお使いの端末によって色味が変化してしまうこともあるので、色が統一されている紙との相性が良い。
紙の本は冒頭にお伝えしたように記憶に定着しやすいメリットがあるので、ビジネス書や実用書も紙が電子書籍に比べて一枚上手と言えます。
ただビジネス書などは出先で読みたいという人も多いので、その場合は電子書籍で読む方が良いですね!
出先や普段読みでは電子書籍、自宅や就寝前は紙媒体
出先か自宅かという観点で電子書籍、紙の本を使い分ける人も多いです。
例えば、「外出先は普段読みでは電子書籍、自宅や寝る前は紙の本」とこのように使い分けするのもおすすめです。
理由としては、外出先に本を持ち歩くのは無くしたり、カバンが重くなったりと身体的負担があるためです。
また、寝る前に電子書籍を読むとスマホの光が原因で睡眠の質が低下したりする研究結果が出ています。
このような理由から外出先は電子書籍、自宅では紙の本という使い分けもできます!
本全体を読み返す、暗記したいなら紙媒体
本を読む目的が「学ぶ」場合は紙の本がおすすめです。
紙の本が記憶に残りやすい他にも、本全体を読み返しやすさも紙の方が良いです。
特定のページを読み返すなら、電子書籍が良いですが、全体を読み返す場合は紙の本が利便性を感じます。
また、「暗記」に関しては、全体の内容を暗記するなら紙、部分的な暗記なら電子書籍の方が良いです。
特定のページや一部暗記したいなら電子書籍
前述でも少し話しましたが、特定のページで一部暗記したいなら電子書籍の方が向いています。
学習という点では電子書籍は不向きなのですが、例えば、「本の情報をスクリーンショットして内容をいつでも使えるようにしたい」などこういった使い方もできます。
しかも短時間で目的のページにアクセスしやすいという観点からも一部の暗記には電子書籍がおすすめです
まとめ
電子書籍と紙の本のメリットは以下の通りです。
電子書籍のメリット | 紙の本のメリット |
・ダウンロードしてすぐ読める ・セールやクーポンを使えば値段がお得になることも ・スマホやタブレットで何冊分も持ち運びでき、保管場所も要らない ・電子書籍のみしか販売していない本もある ・検索機能で読みたい本がすぐ見つかり、無くす心配もない ・汚れや傷、破れることがない |
・紙の本や漫画は手元に残る ・勉強や記憶に残したいなら紙媒体という研究結果がある ・通知や電波状況などで読書の邪魔がされない ・紙媒体や充電や端末が不要 ・特定のページをすぐに開ける ・特装・限定版などは紙の場合もある |
比較してわかる通り「電子書籍VS紙の本」ということではなく、読む本のジャンルや利用シーンに合わせて上手に使い分けるのが重要なのです。
なので流行りの電子書籍に手を出そうと考えている方は、その本の特徴や読書シーンを想定してから判断するようにしてください!