お金に働いてもらうとは?嘘じゃない?
お金がお金を生む方法はやっぱり資産運用・投資?
お金に働いてもらうとは、いわゆる不労所得のことで、自分の時間は使わずに資産を増やしていくことを言います。
お金を働かせるには以下に投資・運用することで可能です。
- 人にお金を渡して働いてもらう
- 株などに投資してお金に働いてもらう
- 副業でお金に働いてもらう
上記3つはお金がお金を生む方法としておすすめです。
記事では、より具体的な資産運用方法などについてわかりやすく紹介していきます。
- 「お金に働いてもらう」とは投資(ヒト・モノ・カネ)による資産運用のこと
- お金がお金を生む方法は資産運用がおすすめ!
- 初心者や20代の方はNISAやiDeCo、投資信託の少額から始められる長期積立がおすすめ!
- 投資の余剰資金がない人は本業の収入を上げる、副業で収入を増やす、節約で残るお金を増やすことから始める
- お金に働いてもらうには複利や単利の理解、投資の基礎知識だけは学んでおく
- お金に働いてもらう資産運用には嘘(詐欺など)もあるので注意
また、既にまとまったお金を持っている人の運用やお金の使い方についても触れていくので、これからお金を働かせることに興味がある人は必見です!
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- 手数料はスタンダードプラン・アクティブプランの2種類!初心者はアクティブプランがおすすめ!
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「お金に働いてもらう」とは投資による資産運用のこと
お金に働いてもらうとはお金がお金を生み出す状態のことで、投資による資産運用がこれに当てはまります。
労働による収入ではないので、自分の時間を使わずに「お金がお金を生む仕組み」なので、不労所得を獲得することができます。
投資には必ずリスクがあるので、運用方法次第では、投資した金額を下回る元本割れする可能性もあるので危険と感じる人も多いです。
なので、重要なのは「低リスクの資産運用方法を学び、少額から投資を始める」ことが投資のリスクを最大限抑えるコツと言えます。
株式や不動産などの金融商品を購入した時よりも価値が下がること。
今や銀行の預金金利は0.001%~0.20%とかなり低いので口座に預けておくだけで、お金を増やすのは難しいのが現実です。
お金に働いてもらうおすすめの資産運用6選!お金がお金を生む方法
お金に働いてもらうおすすめの資産運用を8選紹介していきます。
どの手法もうまく運用できればお金がお金を生む仕組みが作れるので、これから投資を始めたいけど、何をしたらよいかわからない人は参考にしてください!
- つみたてNISA・一般NISA
- 投資信託
- 配当金
- 株の貸出金利
- 株主優待
- 株の自動売買
NISA
NISAとは2014年から始まった「少額投資非課税制度」で、最長5年間、年間120万円の投資枠から得た利益の税金が非課税になる制度のことです。
つみたてNISAは2023年12月まで積立投資が可能で、非課税期間は最長20年間となっています。※今年から始めた方の非課税期間は2043年まで
積立であれば2061年までではなく恒久的にできるため、一般の方でも簡単に投資ができます。
NISAはいまから初めても遅い制度ではないので、現行NISAや新NISAについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください!
投資信託
投資信託(ファンド)とは投資家から資金を集め、運用をプロが代行してくれる金融商品のことです。
投資信託の特徴を以下にまとめたので参考にしてください!
- 少額から始めることができる
- 分散投資が簡単にできる
- 個人では投資しにくい国や地域、資産に投資ができる
- 運用はプロが代行してくれる
集めた資金をなにに投資するかは、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行うので初心者でも始めやすいメリットがあります。
また、運用成績は市場環境等で変動するので利益を得ることもできますが、元本割れのリスクもあります。
投資信託でお金に働いてもらいたい方におすすめの証券会社は以下の3社です!
株主優待
資産運用や投資初心者の人でも比較的、利益を期待できるのが「株主優待」です。
企業の株式を一定期間・一定単元数以上保有している株主に企業の優待サービスを配布する制度のこと。企業の株価を安定させるために行う。
株主優待は企業によって提供されるサービスは異なりますが、基本的にサービスをお得に利用できるなど、金銭的な恩恵を受けられる種類が多いです。
以下は株主優待の主なサービス提供例です。
- 自社商品の提供:食品・飲料品、優待食事券、お米券など
- 自社サービスの提供:映画招待券、ホテル宿泊券・宿泊割引券、鉄道会社の回数券・優待乗車券など
- その他のサービス提供:建築工事の費用割り引きポイント、レコード会社の株主限定のコンサートなど
このように日頃から頻繁に利用している会社の株を購入することで株主優待による恩恵を受けることもできます。
株の貸出金利(貸株)
長期保有銘柄は、貸株(かしかぶ)に出すことで、貸株金利を得るという手法もあります。
保有している株式を機関投資家などに貸付て、貸株金利を受け取る制度のこと
既に利益がでている状態から、さらに貸付による金利をプラスで受け取ることができるので、より大きな資産を育てることができます。
貸株はまさに「お金に働いてもらう」を実現した制度と言えます。
ただし、保有する株を貸し出すと配当金や株主優待を受ける権利が失われます。
配当金
株式でお金に働いてもらうには、売買や貸株の他にも、長期的に株式を保有することで配当金にて利益を出すこともできます。
企業の業績アップによる成長し、生まれた利益の一部を株主に分配する制度のこと
配当金がいくらもらえるかは、持っている株の保有数や企業の方針によって異なり、配当金がない銘柄もあります。
なので、株式を持っているだけで必ず配当金による大きな利益を期待できるとは限りません。
株自動売買
株式の売買を自動で行ってくれる「株自動売買」もお金に働いてもらう資産運用の1つです。
株の自動売買は基本的に証券会社が提供しているシステムを使い、売買ルールを決めて行います。
自動売買なのでタイミングを逃すなどのデメリットはありません。
よく聞くFXなどのロボアドバイザーと似ていますが、基本的にAIに売買の判断を任せるのがロボアドバイザーです。
対して株の自動売買は投資家の判断やルールを決めて行うため、リスクの面では株の自動売買の方が安心できます。
資産運用以外でお金を増やす方法
お金に働いてもらうには、ある程度の軍資金が必要です。
しかし、現状余剰資金となる軍資金がない人はお金を増やすことを第一に考える必要があるので、お金を増やす方法を3つ紹介していきます!
- 本業で昇進し、収入を上げる
- 副業で収入を増やす
- 節約で残るお金を増やす
本業で昇進し、収入を上げる
収入を上げる方法の中で、最も簡単な方法とも言えるのは、本業収入を上げるとです。
もちろん、給料アップは会社や職業等で難易度は変わるものの、一般的には昇進することで、年収アップが可能です。
手元の資産を増やすことが目的であれば、本業で昇進することがおすすめです。
ただし、昇進だけでは給料アップの限界があり、仕事の責任や働き方も変化するのでデメリットもあります。
今の会社で昇進は難しい…
給料アップは見込めない
このような職場で現在勤めている方は、転職をして給料をアップさせることも視野に入れてみてください!
副業で収入を増やす
本業での給与アップが望めず、転職も難しい方は「副業」で収入を増やしていくこともおすすめです。
副業は本業のすきま時間や休日を活用して報酬を得るというのがスタンダードなやり方となっています。
もちろん、今勤めている会社が副業をOKしているかどうかは、本業の職種や労働規則により異なるので一度確認してみてください。
副業初心者で何から始めたら良いかわからない…
一人でできる種類が良い
このような人は仮想通貨投資が、無料でできるようになるビッコレがおすすめ!
節約で残るお金を増やす
日本の場合、投資で利益をあげるよりも、節約によるコストカット、流出を防ぐ方が効果がでやすいと言われています。
これは収入のアップの方が難易度が高く、コストは自分次第でコントロールできるからです。
具体的に節約には固定費と変動費の見直しが挙げられますが、特に以下の固定費を節約できると効果的です。
- 通信費
- 保険料
- 家賃
変動費は個人によって大きく異なるものなので一概にはいえないですが、タバコ代を抑える、毎月のカフェ代を把握、不要なサブスクを解除するなどがあります。
過去3ヶ月間の変動費による支出がわかるよう家計簿を作るのもおすすめです!
お金に働いてもらうポイント
お金に働いてもらうには以下4つのポイントがあります。
- 単利と複利の理解
- 投資などの資産運用は余剰資金で行う
- 基本は分散投資
- 月に1回程度は運用状況をチェックする
資産運用する上での基本がわかるので、投資で失敗する危険性を少しでも抑えたい方は必読です!
単利と複利の理解
投資で資産運用するにあたって、「単利」と「複利」は投資の手法を決める判断材料になることから理解しておく必要があります。
元金に対してのみつく利息のこと。
単利の計算方法は「単利=元本×利子」で算出することができます。
元本100万円で年間利回り5%で運用するなら毎年5万円ずつ増えていく計算です。
利息に対して利息がさらにつくこと
投資信託やNISAなどの長期的につみたて投資を行う場合は複利による効果が大きいので、投資初心者は複利を活用してお金を増やすのがおすすめです。
複利の計算方法は「複利=(元本+前年利子)×利子」で算出することができます。
元本に前年の利子が足されていき、100万円を年間利回り5%で運用する場合は次の年の元本は105万円となります。
投資などの資産運用は余剰資金で行う
資産運用にて使うお金は余剰資金で投資するのが基本です。
生活費や非常時に備えて残しておくお金を差し引いた資金のこと
簡単にいうと当面使う予定がないお金のことで、多少減っても生活に影響しない資金です。
投資商品には元本保証がない種類が多くリスクを伴うため、生活費など全て投資に回してしまうと突発的な支出や普段の生活に悪影響を及ぼします。
また、これまで積み立ててきた株式を生活費捻出するために、損失を覚悟で売却したが、その後株価上昇により、獲得できるはずの利益を逃してしまった。
このように生活への悪影響以外にも金銭的に損失を被る展開になってしまう可能性もあります。
基本は分散投資
金融庁が公表している投資は「分散投資」が基本です。
リスクを抑えて安定したリターンを目指す投資方法のこと
出典:投資の基本|金融庁
1つの金融商品に多額の資金を投資すると、その金融商品が大きく下落した際に自身の資産価値も同様に下がってしまいます。
複数の投資先に資金・資産を分けることで、資産全体でのリスク軽減ができるメリットがあります。
月に1回程度は運用状況をチェックする
お金に働いてもらうとはいっても、ほったらかし投資をしているわけではないので、最低でも月に1回程度は運用状況を確認するようにしてください。
- 不動産:入居率や修繕箇所の確認
- 株式:投資している銘柄の値上がり・値下がり状況
このようにある程度、運用状況をチェックしておくことで、出口戦略を具体的に計画できます。
投資商品の売却時期や方法を計画することで、投下資本を最大限に回収する意味で使われる。
お金に働いてもらう資産運用には嘘(詐欺など)もある
お金に働いてもらうと謳って高額な詐欺商品を売りつけてくる金融業者も存在します。
実際に資産運用関連の会社で行政処分を受ける会社が現在も後を絶ちません。
金融庁からも「詐欺的な投資勧誘等にご注意ください!」という注意喚起が出されています。
「未公開株」「新規公開株」や、いわゆる「ファンド」(集団投資スキーム)などの勧誘において、こんな勧誘を受けたことはありませんか?
◆「上場確実ですので、必ず儲かります! 元本も保証します!」
◆「△△社の株(社債など)を買ってくれたら、あとで高く買い取ります。」
◆「被害を回復してあげます。その代わり、別の商品(□□社の株式・社債など)を買ってください。」
◆「郵便や宅配便等で現金を送付してください。」
◆「金融庁(その他公的機関名)の者ですが・・・・」○これらは、入金・送金後に連絡が取れなくなるなど詐欺的商法の可能性が高いため、取引を見合わせることをおすすめします。このような勧誘を受けた場合には、金融庁金融サービス利用者相談室、または証券取引等監視委員会情報提供窓口に情報をお寄せ頂くとともに、最寄りの警察署にご相談ください。引用:詐欺的な投資勧誘等にご注意ください!|金融庁
お金に働いてもらうに関するよくある質問
最後に「お金に働いてもらう」に関するよくある質問にまとめて回答していきます!
気になる副業やまとまったお金の運用方法、20代から始めるべき、お金に働いてもらう土台作りなどを紹介していきます。
- Q:副業でお金に働いてもらうことはできますか?
- Q:お金を働かせる状態とはどんな状況ですか?
- Q:まとまったお金の運用方法や使い方は?
- Q:人に働かせることはできますか?
- Q:初心者におすすめのお金に働いてもらう資産運用はなんですか?
- Q:20代でお金に働いてもらうならなにから始めるのが良いですか?
- Q:お金に働いてもらう際に参考になる本はありますか?
Q:副業でお金に働いてもらうことはできますか?
副業でお金に働いてもらうことは可能です。
基本的には以下の資産運用になります。
- 株や為替で資産運用
- 「REIT」などの不動産投資
また、ブログやアフィリエイトなども一度収益化ができると少しの作業でお金を稼ぐことができるので、ブログは資産の1つという考えもあります。
Q:お金を働かせるとはどんな状況ですか?
お金を働かせるとは、時間と能力を使わずに収入を得ることを意味しているので、自身の時間を使う労働収入は含まれません。
投資でも短期間の取引で稼ごうとすると1日中パソコンの前に張り付く必要があるので、お金が働いているとは言えません。
つまり、お金を働かせるということは「利息」で利益を得ている状態と言えます。
Q:まとまったお金の運用方法や使い方は?
まとまったお金の運用方法については大きく、「コア資産(守りの運用)」と「サテライト運用(攻めの運用)」の2種類にわけることができます。
コア資産とサテライト資産は7:3に配分するのが望ましいとされているので覚えておいてください。
投資の方針 | コア資産 | サテライト資産 |
---|---|---|
慎重タイプ | 国債・債券ファンドなど | 先進国インデックスファンド |
バランスタイプ | バランスファンド・ファンドラップなど | 個別株・REIT・アクティブファンド |
積極タイプ | 全世界株式インデックスファンド | 個別株・REIT・アクティブファンド |
割合 | 70%〜100% | 0%〜30% |
Q:人に働かせることはできますか?
お金に働かせる手法の1つに「人に直接お金を使う」方法もあります。
例えば、ブログの運営をしているならブログ収益の一部を、外部のライターに支払うことで、記事の作成を委託するとします。
委託した記事から収益が発生すれば、自身は働かずして、新たな収益を得ることができます。
このように人に働いてもらうことで、収益を大きくしていくことも投資先と言えます。
Q:初心者におすすめのお金に働いてもらう資産運用はなんですか?
資産運用をまだなにも始めていない初心者の方は「NISAやiDeCo」から始めるのがおすすめです。
自動的に分散投資ができ、長期積立による複利効果などのメリットがあり、基本はほったらかしで大丈夫です。
Q:20代でお金に働いてもらうならなにから始めるのが良いですか?
一括りに20代と言っても、人によっては資産運用に回すお金や余裕がない人もいます。
このような方は、まず収入を上げることを目標に活動するのがおすすめです。
また、余剰資金がある人は、前述で紹介したNISA・iDeCoから資産運用を始めてください。
Q:お金に働いてもらう際に参考になる本はありますか?
お金に働いてもらう際に参考になる本は「お金に働いてもらう! ほったらかし投資 (一般書) 単行本(ソフトカバー) – 2022/11/21」がおすすめです。
貯金や知識ゼロでも今すぐにはじめられる「ほったらかし投資術」と言った内容で、イラストやビジュアルを使い、投資のやり方を解説しています。
実際の投資実績や体験談を掲載しているので参考になるポイントも多いです。
お金に働いてもらうのまとめ
「お金に働いてもらう」とは投資(ヒト・モノ・カネ)による資産運用のことを指しています。
お金がお金を生む方法は資産運用がおすすめで、以下の手法が低リスクで初心者向けと言えます。
- NISA
- 投資信託
- 株主優待
- 株の貸出金利(貸株)
- 配当金
- 株自動売買
初心者や20代の方はNISAやiDeCo、投資信託の少額から始められる長期積立がおすすめです!
投資の余剰資金がない人は「本業の収入を上げる、副業で収入を増やす、節約で残るお金を増やす」ことから始めてください。
お金に働いてもらうには複利や単利の理解、投資の基礎など最低限の知識が必要になるので覚えておいてください。
お金に働いてもらう資産運用には嘘情報や詐欺などもあるので、自身で調べて、納得した上で始めるようにしてください。
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