この記事では、投資初心者の方におすすめの資産運用や投資先の選び方・始め方と投資の勉強方法についてまとめています!
- 結論:投資初心者は少額から始める積立投資がおすすめ!
- 初心者におすすめ!投資先の選び方
- 投資初心者におすすめの資産運用5選
- 投資信託の始め方と流れ
- 投資初心者が知っておくべき勉強方法
「投資と聞くと難しいイメージがあり敷居が高い」「投資に興味はあるけど時間がない」など投資ビギナーの方向けの内容になっており、投資先の選び方などについても理解を深めることができます。
この記事をきっかけとしてぜひ、正しい資産運用の基礎を見つけてください!
結論:投資初心者は少額から始める資産運用がおすすめ!
結論として、投資初心者(ビギナー)の方は最小限のリスクで気軽に始められる「少額投資」が最もおすすめです。
少額投資は、1,000円〜5,000円のお小遣いで始めることができる投資方法のひとつで、難しい用語を覚えたり、チャートをチェックしたりと面倒な作業が必要ない投資になっています。
特に少額投資の場合「積立投資」が初心者におすすめしたい投資先となっており、毎月決まった金額を投資する手法なので、購入時期を見極める必要がありません。
投資金額は一定で購入していくので、投資商品の価格が下がれば、なるべく多く買い付けし、価格が高くなれば少なめに買うことで平均購入価格を下げるドルコスト平均法を適用することができるメリットがあります。
投資商品は価格が常に変動していくもので、投資初心者の方には、この値動きを予測することは困難です。
もちろん安く買うことができれば、それだけ利益を見込むことができますが、反対に高く購入してしまうリスクもあります。
初心者におすすめ!投資先の選び方
投資初心者の方が自分に適した投資先を見つけるには、以下の3つの選び方に着目して選んでください。
- 投資先のリスクやリターンで選ぶ
- 長期投資・短期投資の期間で選ぶ
- 投資にかかる費用や手数料で選ぶ
投資初心者の方は、投資先や資産運用において自分にあったものを選ぶのは難しいので、次の章でそれぞれ詳しく解説していきます。
投資先の選び方① 投資先のリスクやリターンで選ぶ
投資には先に紹介した積立投資以外にも、株式投資、投資信託など様々な種類があり、リスクやリターンの度合いも大きく異なります。
しかし、基本はどれも同じで
- リスクが高い金融商品=リターンも大きい
- リスクが低い金融商品=リターンも小さい
要は、大きな利益を得ようとするとそれだけ損をする可能性が高く、リスクが低すぎると受け取れる利益が少なる可能性が高いということです。
投資初心者の方はまず投資を始める目的を明確にし、許容できるリスクと目的を達成できる可能性があるかどうかで投資先を選ぶことが大切です。
投資先の選び方② 長期投資・短期投資の期間で選ぶ
投資による資産運用は利益が出るまでの期間に差があります。
投資の期間には「長期投資」「短期投資」の2種類に分けることができ、これらの特徴は以下の通りです。
比較項目 | 長期投資 | 短期投資 |
---|---|---|
利益が出るまでの期間 | 1年〜数十年 | 数日〜1年程度 |
対象者 | 初心者 | 中級者〜上級者 |
代表的な投資方法 | 投資信託 NISA ロボアド |
デイトレード IPO |
特徴 | 株式などの企業価値 | 為替や仮想通貨などのチャート トレンドの金融商品 |
短期投資が初心者におすすめできない理由は、数日〜数ヶ月で利益を獲得できる可能性が高い一方で相場やチャートを常にチェックする必要があることや大きな損失に繋がるリスクが高いためです。
反対に1年以上、数十年にかけて資産運用していく長期投資は毎月コツコツ資産を増やしていく手法なので、リスクを抑えて運用していくことができる利点があります。
投資先の選び方③ 投資にかかる費用や手数料で選ぶ
投資先の選び方3つ目は、投資にかかる初期費用や取引にかかる手数料で選ぶことです。
投資は「短期的に売買を繰り返す」でも「売買頻度は少なく長期保有」する場合でも取引手数料がかかります。
【投資信託を購入する際の手数料やコスト】
- 販売手数料:投資商品購入にかかる手数料
- 信託報酬:投資信託の運用・管理にかかる必要経費(コスト)
- 信託財産保留額:売却時にかかる手数料
投資信託に焦点を当てても上記のような手数料がかかり、どの投資商品を選んだとしても「コスト」がかかることを覚えておいてください。
このことから、なるべくコストが低い商品を選ぶ、抑えることが重要です。
投資初心者におすすめの資産運用5選
投資初心者におすすめの資産運用は5種類あります。
- 投資信託
- NISA
- ロボアドバイザー
- ミニ株・アメリカ株
- ポイント投資
上記の資産運用について特徴やメリット・デメリット、実際に運用している人の評判・口コミをまとめていきます。
投資の運用をプロに任せる「投資信託(ファンド)」
- 長期でじっくり資産を築いていきたい人
- 運用はプロに任せお金だけ投資したい人
- お金を預けるだけ!運用を専門家に一任できるの管理が楽
- 少額で始めることができ、分散投資が可能!
- 取扱金融機関も多いので始めやすい!
- 特定口座(源泉徴収あり)を開設すれば納税や手続きの負担が軽減!
- 短期投資には不向きで手数料の種類も他に比べて多い
- 元本保証がされているわけではない
投資信託の基本情報 | 詳細 |
---|---|
おすすめ度 | |
投資先・運用方法 | 株式・債券・不動産等に分散投資 |
投資形態 | 長期投資 |
利益の種類 | インカムゲイン キャピタルゲイン 株主優待 |
投資額目安 | 100円〜 ※ファンドによって異なる |
手数料 | 購入手数料 信託報酬 信託財産留保額 |
購入方法 | 証券会社・銀行・投資信託会社 |
おすすめの証券会社 | SBI証券 |
「投資信託(ファンド)」とは、投資家から集めたお金を資金とし、運用のプロが株式・債券・不動産等に投資・運用までしてくれる商品のこと。
運用成果が投資家の投資額に対して、分配される仕組みの金融商品となっています。
要は「投資のプロが様々な投資先を選び、運用までしてくれるセット商品となっており、成果が出たら投資額に応じて利益を払いますよ」という仕組みになっています。
投資信託を始めようと考えている人は、ただ「お金をファンドに預けるのみ」なので、運用が非常に楽というメリットがあります。
もちろん、運用がうまくいかない場合、投資した額よりも価値が下回り、損をすることもあり、元本保証がされていないので、覚えておいてください。
また、運用はプロに一任するので、購入時の手数料の他に、「信託報酬」「信託財産留保額」等もかかるので注意してください。
投資信託初心者は運用利益が非課税になる「NISA対象銘柄」がおすすめ
投資信託(ファンド)の数は6,000種類ほどあるので、初心者の方はどこを選べば良いのかわからず迷いがちです。
このような方は、「つみたてNISAが対象銘柄になっているかどうかで判断する」ことをおすすめします。
投資信託に積立投資を行い、そこで得た利益にかかる税金を非課税にできる2018年1月に開始された制度のこと。
毎年、非課税投資額は40万円までですが、期間は20年と長期になっており、投資対象は金融庁の基準をクリアした投資信託かETFのみ。
初心者でも失敗のリスクを軽減できるよう「積立・長期・分散投資」に適したつみたてNISA銘柄に限られています。
このことから、初心者が投資信託で銘柄を選ぶならNISA銘柄にしておけば、年間40万円(最長20年間)の投資で得た利益が非課税になり、効率的なやり方で投資をすることができます。
投資信託で実際に資産運用している人の評判・口コミ
https://twitter.com/shimichoko432/status/1520547312778760192
昨日も日経平均が爆上がりしてくれて日経平均連動の投資信託を一部売却して2万円利益でた😀
5月くらいからコツコツ積み立てた!!
日経平均恩恵にあやかって今年2度目の売却で4万くらい。しかも20万積み立ててないんだよね…毎日積み立てるかの大事さ🌼— 婚活男子@RNB (@bV29Vf3bmDPGDWm) September 6, 2021
先週末の投信が過去最大の下落幅となったこともあり、資産は大幅に減少。デンカが10%近い下げで損切りラインに到達。3年位保有していたがお別れ。ひろぎんは何だかんだ優待改悪の発表時の株価に戻って来たんじゃないか?JTの減配時に失望売りして失敗したから売らない。#日本株#米国株#TradeNote pic.twitter.com/M2f8aaJiyC
— collapara (@collapara1) February 7, 2022
AIが自動で運用してくれる「ロボアドバイザー」
投資に関する助言をしてくれるサービスのこと。
投資には以下の2つの重要な判断をいずれも求められるものですが、ロボアドバイザーなら、これらの判断に対してアドバイスをしてもらうことができます。
- 投資商品の価格が下がっても許容範囲はどの程度なら大丈夫かの判断
- 許容範囲内でできる投資先を選び、どのようにポートフォリオ(割合)を作るかの判断
具体的にロボアドバイザーのサービスは以下2種類に分けることができます。
- 投資助言型
- 投資一任型
次の章で具体的に紹介していきます。
投資信託やETFの購入を提案してくれる「投資助言型」
投資助言型のロボアドバイザーでは、基本的に投資対象の商品をどの割合で買うべきかを提示してくれます。
- 投資商品の売買に関しては自分で行う
- NISAやiDeCoの口座はできるものできない種類がある
- アドバイス手数料は一般的に無料(投資商品の信託報酬など手数料はある)
- 時間経過により投資商品の保有割合が変化した際は最初の割合に戻すために売買の必要がある(リバランス)
一定の金額を投資するだけで売買も行ってくれる「投資一任型」
投資一任型のロボアドバイザーは投資助言型と違って、投資商品を選んだり、リバランスの実行など必要に応じて柔軟に対応してくれるサービスになっています。
- 投資商品の売買に関しては自分で行う必要がない
- NISAやiDeCoの口座は助言型に比べて少ない
- 一任型は運営と管理手数料、信託報酬などかかる
- リバランスも必要に応じて対応してくれる
投資に関する運用を全て任せることができるため、「投資を始めたいけど時間がない」という人におすすめのサービスになっています。
ロボアドバイザーで実際に資産運用している人の評判・口コミ
1350日目(+31.38%)#WealthNavi#ウェルスナビ#ロボアドバイザー pic.twitter.com/AcspWOYlhd
— さる@WealthNavi (@saruwn) April 30, 2022
ウェルスナビ優秀^_^#ロボアドバイザー #ウェルスナビ #楽ラップ #theo #WealthNavi #folio #フォリオ #テーマキラー #資産運用 #仮想通貨 #フィンテック #ワンタッチバイ pic.twitter.com/vTPPBdQ09S
— ブルーロック&ジャイアント (@robotadviser1) September 2, 2021
2年6か月経過中の #WealthNavi 🍀
原資22万で来月の積立を待たずに30万が目前です😍がんばれ🙌#ウェルスナビ #ロボアドバイザー #投資家さんと繋がりたい #投資初心者と繋がりたい #投資初心者 pic.twitter.com/RPjR0Whudx
— ぺこり🍞共働きOL(育休中)×資産形成☘️ (@pecorin2157) June 12, 2021
「ミニ株(株式ミニ投資)」と「アメリカ株」の併用資産運用
株式投資に分類されるミニ株とアメリカ株は投資信託やロボアドバイザーと違い、「自身で投資先を選び、適切なタイミングで取引を行う」投資法です。
日本株は一般的に100株単位の取引なので、取引するのに数万円〜数十万円の自己資金が必要になります。
株式投資は初心者の方には敷居が高いです。
しかし「ミニ株(株式ミニ投資)」なら1株単位での購入が可能なので、自己資金が少ない初心者の方におすすめです。
アメリカ株は日本株と比べて配当利回りが高い傾向にあるので、株式投資を始めるならこちらも注目・購入しておきたいところなので、併用して株式投資を行うのがおすすめです。
ミニ株もアメリカ株も少額投資が可能なだけで株式投資に分類されるので、今後伸びそうな銘柄選びのスキルや投資の基本的な知識が必要になります。
- 1万円以下の少額取引が可能(数百円〜数万円が一般的)
- 分散投資がしやすいので価格変動の影響を軽減できる
- 銘柄購入のタイミングが証券会社により決まっているのがネック
- 手数料が一般的な株式投資より割高
- 株式投資なので「株主優待」や「配当金」が利益になる
- NISA口座での取引も可能なので非課税制度を利用できる
- 1日で大きく値下がり・値上がりをする可能性がある(日本は値幅に制限がある)
- 相場が急変すると取引を一旦停止する「サーキットブレーカー制度」が導入されている
- 年4回の配当してくれる銘柄が多い(日本株は年に1回〜2回)が株主優待はなし
- 少額投資が可能な上、高額配当・連続配当金増加の銘柄も多い
- GoogleやApple、Facebookなどの会社に投資ができる
- 売買の成立がしやすい流動性の高さが魅力的
- 投資したくなるIPO(新規株式公開)した・これからする企業がとにかく多い
- 為替リスクや為替手数料がかかり、取引手数料が日本に比べて高い
- 日本株に比べて米国株は情報収集がしにくい
- 売却益(譲渡益)は日本と同じ課税ルールだが、配当益は米・日本の二重課税になっている
- 二重課税は確定申告で「外国税額控除」で対処する方法がある
ミニ株とアメリカ株で実際に資産運用している人の評判・口コミ
お疲れ様です☕️🍰
昨日はトルコリラで儲かりました✨💰️今日はダウも日経も上がっててひとまず安心です😌
SBIの持ち株はミニ株が多く少しずつ保有ですがだいたい+になってくれました🎵カプコン&任天堂⤴️🙏ゲーム株が相変わらす強いです♪
利益が大きいものから欲張らず利確します✨午後からも✊👩💻 pic.twitter.com/rbP9oIfa6c— ☆トルリラ☆ (@6Zdz2Fnp0TDP17c) March 23, 2021
アメリカ株ぜんぶやばいことになってるw
GAFAMぜんぶブチ上げ。#セカニチ米国株 pic.twitter.com/XCJR30IvdA
— セカニチ|#世界最速で日経新聞を解説する男(南 祐貴) (@sekanichi__) July 5, 2021
現金を使わずに投資ができる「ポイント投資」
- 自己資金を使うことに抵抗がある人
- 投資初心者
- 現金を使わず保有しているポイントで資産運用する
- ポイント投資型とポイント保有型の2種類がある
- 楽天ポイントやdポイント、LINEポイントなど資産運用できる種類は多い
- 投資先の幅も株式、為替、仮想通貨など幅色く対応
ポイント投資の基本情報 | 詳細 |
---|---|
おすすめ度 | |
投資形態の種類 | 短・中・長期 |
投資の種類 | 株式投資 投資信託 FX バイナリーオプション 仮想通貨 ※証券会社によって異なる |
投資に使える主なポイントの種類 | 楽天ポイント Tポイント dポイント LINEポイント Pontaポイント |
利益の種類 |
配当金(インカムゲイン) 売却による値上がり益(キャピタルゲイン) ポイント増し(ポイント運用型) |
おすすめの証券会社 | 楽天証券 |
ポイント投資とは保有しているポイントを金融商品と交換できるサービスのこと。
自己資金はお金ではなく、「ポイント」になるので、投資・資産運用初心者の方で現金を使いたくない人におすすめです。
投資に使えるポイントの種類は多くはありませんが、今後増えていくことが予想されるので、今のうちに手持ちのポイントを確認してみてください。
ポイント投資には以下2種類の特徴があります。
ポイント投資型とは、保有しているポイントを現金化し、株や投資信託など自己資金0で実際の売買を始める投資方法のこと。
ポイント運用型とは、ポイントを現金化せずにそのまま運用していく投資方法のこと。現金化しないので、証券会社の仲介が不要なので、手続きなどを省くことができるメリットがあります。
ポイント投資で実際に資産運用している人の評判・口コミ
ポイント投資には夢がある。たかがポイントなんて、甘く見ちゃダメ。ポイントだけでコツコツ3年間積み上げた。今では24.4万ポイント分を投資済み。株価が暴落しても、全く心配しない。元々ポイントだから。現在+11.99万円の利益。評価額36.4万円。投資信託は「楽天全米株式」を選択。貴方にもできる。 pic.twitter.com/zR2jtq38Kk
— たこやき@やさしい株式投資 (@takoyaki_invest) April 4, 2022
今年から大学生になりました
ポイント投資から始めて現在このような感じです今後貯金がある程度できてから段階的に投信、株式投資始めていきたいです
本当に初心者ですが投資家さん達とつながれたらなと思っています
フォロー是非お願いします!#投資初心者 #投資家さんと繋がりたい pic.twitter.com/l039MSy5rm— よろず (@462uu) April 23, 2022
投資初心者は何から始める?取引の流れや準備しておくこと
投資初心者の方であれば、知識や経験が少ないので始めるなら「投資信託」がおすすめです。
投資信託は自己資金5,000円程度とお小遣い感覚で簡単に投資を始めることができるのと国内外の株式、債券等複数の銘柄に分散投資が可能なので、リスクを抑えることができるからです。
しかも投資する側は銀行・証券会社、投資信託会社を通じで投資信託を購入し、実際の運用はプロ・専門家が代行するので、チャートや値動きを常にチェックする必要もありません。
投資信託は長期運用の投資になっているため、短期間で大きな利益は望めません。
また、初心者向けであっても元本保証されているわけではないので必最低限投資の知識を学んでおいてください。
では、実際に投資信託の始め方と流れについて以下の章で解説していきます。
- STEP1 投資信託用の口座を開設する
- STEP2 投資信託の購入
- STEP3 決算日に分配金を受け取る
- STEP4 換金・解約と償還
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STEP1口座開設
STEP1 投資信託の口座開設
投資信託を取り扱っている銀行・証券会社の金融機関で口座開設をしてください。
※普通預金口座と投資信託口座は別物なので、専用の口座を解説しなければなりません。
口座開設のポイントとしては、特定口座(源泉徴収あり)を選択すれば、確定申告の手間が省けるので、中長期での運用を検討している方はこちらを選んでください。
小金持ちOL投資信託の利益が年間で20万円を超える場合は確定申告が必要になることも覚えておいてください。特定口座(源泉徴収あり)なら、口座を開設した金融機関が行ってくれるので、非常に楽ですよ!
-
STEP2投資信託の購入
STEP2 投資信託の購入
口座開設が完了したら、投資信託を選んで購入します。
種類によっては信託報酬の金額や信託財産保留額の有無に違いがあるので、投資信託の「投資信託説明書(目論見書)」をしっかり確認しておいてください。
また、投資信託は購入時に販売手数料が数%かかるのが一般的で、販売会社によって金額は異なります。
※一部換金・解約時に支払うケースもあります。
他にも「ノーロード商品」と言った手数料のかからない会社もあるので、投資商品を探す際の参考にしてください。
-
STEP3分配金の受け取り
STEP3 決算日に分配金を受け取る
投資信託を購入してから「決算日」を迎えると、これまでの運用成果に応じて分配金が投資家の利益として支払われます。
この際に販売会社から「運用報告書」が作成され交付されます。
運用報告書には投資した資金の運用方法や結果が記載されているので、今後も継続するか否かの判断に役立ててください。
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STEP4換金(解約)と償還
STEP4 投資信託の換金(解約)と償還
投資信託はいつでも換金(解約)することができる投資です。
投資信託を購入した会社に「換金」を申し込むことで、原則数営業日以内に譲渡益を受け取ることができます。
投資信託によっては「換金不可の期間を設けている」「信託財産保留額の支払いが発生する」など規約がそれぞれあるので、必ず投資信託説明書を確認しておいてください。
投資信託の償還とは投資信託の運用期間が終了・清算してから資金を投資した人に「償還金」として資金を返上する制度のこと。
償還日がくると投資信託会社から「償還金のお知らせ」が送付されるのと預け入れしていた「信託財産」が返還されます。
投資信託によっては償還時期はなく、換金申し込みしない限り永続的に保有することができる種類もあります。
投資で失敗したくない人必見!初心者がやっておくべき資産運用の勉強方法
これから投資を始める初心者の方がやっておくべき資産運用に関する勉強法については以下の通りです。
- 投資の基礎はネット情報でも十分補える
- 具体的な投資の手法や分析、業界・業種の情報は本から勉強する
- スマホアプリを使えば、投資のシミュレーションもできる
- 独学では無理がある人は専門家のセミナーを受講しよう
上記の内容について以下の章で解説していきます。
投資の基礎はネット情報でも十分補える
投資の基礎知識に関してはネットの情報でも十分学ぶことが可能です。
幅広い情報がネットにあるので、「間違った情報」「偏った意見」があるので注意は必要です。
特に投資家ブログやメディアは個人の主観による意見が強めのケースもあるので、あくまで参考程度にすることを推奨します。
証券会社が発信しているコラムは投資初心者の方に向けた内容学習ページを公開していることが多く、投資の基礎・投資法などわかりやすく解説されています。
しかも投資・資産運用に関する資格保有者が執筆、監修しているのでより正確な情報を仕入れることが可能。
具体的な投資の手法や分析、業界・業種の情報は本や新聞から勉強する
本などの書籍では、具体的な投資の手法や分析方法、各業種の情報から押さえておくべき基礎知識などをピンポイントで学ぶことができます。
自身の知識レベルに適した内容や投資法など、学びたい情報を選び、参考にしてください。
また、新聞は「経済新聞」がおすすめです。
世の経済関連の生きた情報が豊富に掲載されているので、最新情報をチェックすることができ、最近では紙面ではなく、デジタル版としてスマホアプリでも読むことが可能です。
スマホアプリを使えば、投資のシミュレーションもできる
投資の勉強にはスマホアプリも使うことができます。
株式投資など一通り勉強したとして、ぶっつけ本番で資金を使うことに抵抗がある人も多いです。
こういった方のために学習から投資のシミュレーションまでアプリが多くあるので、そこで実際の値動きや取引方法について慣れておくと本番であたふたすることもなくなります。
例えば、株式投資やFX、仮想通貨などの投資であればシミュレーションが使えます。
独学では無理がある人は専門家のセミナーを受講しよう
人によっては独学での勉強が苦手という方もいらっしゃいます。
こういった方は「専門家の投資セミナーを受講」して勉強することも選択肢としてあります。
「投資 初心者 セミナー」「投資の種類 セミナー」などで検索をかけると色々なセミナー情報がでてくるので、これらに参加してみると良いです。
セミナーに参加した際は、テキストだけでは理解できなかったことなどについて整理することができたり、投資仲間を増やすこともできるので、独学が苦手な人はこちらを使って勉強してください。
まとめ
投資初心者の方は5,000円程度から始められる「投資信託」がおすすめです。
最小限のリスクで始めることができ、投資の難しい用語やチャートチェックなど面倒な作業を代行してもらえるので、「投資したいけど時間がない」という人にうってつけ!
しかも、投資信託は株式や債券など含んだセット商品のような形なので、自動的に分散投資することができ、リスクを最小限に抑えることができます。
注意点としては、「積立投資」に分類されるため短期間で利益を得たい人には不向きです。
毎月、コツコツ決まった金額を投資する手法なので短期間で利益を獲得したい方は別の投資を模索してください。
初心者が投資信託で銘柄を選ぶならNISA銘柄にしておけば、年間40万円(最長20年間)の投資で得た利益が非課税になり、効率的なやり方で投資をすることができます。
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