会社員など本業をしている人が副業を始めようと思ってもやり方やどんな手続きが必要になるかわからず、結局始められない人もいらっしゃいます。
- 会社員向け!何から始める?副業の始め方・やり方
- 副業を始めるメリット・デメリット
- 本当に安全でおすすめできる副業ランキング3選
- 副業はしない方がいいの?おすすめしない理由
「副業の始め方・やり方」以外にも本当に安全な副業ランキングやおすすめしない理由などについて触れていくので、メリットとデメリットを考慮して副業を始めてください!
【会社員必見】何から始める?副業の始め方・やり方
- 副業は何から始めるの?
- 副業のやり方がわからない!
副業初心者の方は、まずここが悩むポイント。
この章では、副業の始め方・やり方についてかんたん4ステップで解説していきます!
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STEP1副業を始める目的を明確にする何を目標にするのか
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STEP2週に割ける時間を確認副業に費やる時間を算出する
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STEP3自分に合った副業を選ぶ副業の報酬形態を理解する
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STEP4実際に案件を探す仕事の探し方について
STEP.1 副業を始める目的を明確にする
副業を始める目的を明確にする理由は、「挫折」を防ぐためです。
現状の仕事以外にも、プライベートの時間を削って別の仕事をすることになるので、何か「目標」がないと途中で挫折してしまう可能性が高いです。
目標の例としては、「貯金〇〇円貯める!」「旅行に行く!」など自分が副業に対してやる気になるならなんでも良いです。
まずは、達成しやすい小さな目標を立てるのがおすすめです。
また、最初に大きな目標を掲げてしまうと達成までにかかる時間も多くなることから、「小さな目標をコツコツ達成していく」ことが挫折を防ぐコツということです!
STEP.2 1週間に割ける副業の時間を算出する
副業は、本業以外のプライベート・空き時間を使って始めるものなので1週間にどれだけ時間を割くことができるのか?を計算してください。
副業に割ける時間が多い人ほど、安定した副収入を得やすくなるのが特徴。
本業の仕事が忙しく、残業も多い環境の場合、副業をすぐに始めるのが難しいので、まずは「時間」を確保することから始まる。
会社員の方であれば、「出勤前・退勤後の時間」「休日」の時間を活用するのがおすすめです。
主婦の場合、「家事の合間」を使って副業する人がほとんど。
STEP.3 自分に合った副業を選ぶ
副業をする目的とそれに割ける時間を確認したら、実際にどの副業で稼ぐのか?を決めます。
副業の選び方として、まずは報酬形態を理解しておく必要があります。
- 働いた時間で報酬を得る「時間労働」
- 成果に応じて報酬が支払われる「成果報酬型」
- ビジネスの運営・経営から報酬を得る「ビジネスオーナー型」
上記のような報酬形態が副業にはあり、時間労働型はいわゆる時給制の働き方になるので、短期間で副収入を確実に得られますが、キャリアを活かすことが難しいのと、単価が高い仕事は少ないというデメリットもあります。
アルバイトやお小遣い稼ぎサイトなど「労働集約」に当てはまり、成果報酬型やビジネスオーナー型は、成果に応じて報酬が支払われるのが基本。
仕事の例としては、「スキルを活かしてクライアントから依頼された制作物の納品」「ご自身で制作した商品の販売」などが挙げられます。
自分で作った商品を販売する場合、売上によっては、起業・独立することもできるので、ビジネスオーナー型に分類されますが、収入を得るまでに時間や経営スキルが必須になることから難易度は高め。
- ブログ・Webメディアの運営
- せどりや転売、投資
- ECサイトで商品の販売
スキルを活かしたい!今後独立や起業したい!という方は、成功報酬・ビジネスオーナー型の副業がおすすめ!
STEP.4 実際に案件を探す
どの副業で収入を得るか決定したら、次は実際に案件を探してください。
基本的に案件を探す場合、副業紹介サービスやクラウドソーシングサイトに登録するのが一般的です。
「仕事を依頼するクライアント」と「仕事を探しているワーカー」を繋げるサービスのこと。Web関連のライター・デザイン(サイト制作から画像作成)・翻訳などの案件が豊富。
クラウドソーシングサイトは、スキルがない初心者や未経験でも募集をしているケースもあるので、「実践の場」を探している人にもおすすめできます!
近年クラウドソーシングサイトで仕事を引き受ける人が増える一方で、トラブルも頻繁に起きているので、依頼者とのコミュニケーションが重要です。
また、IT系のWebライターやエンジニア、Webデザイナー等は専門エージェントサイトに登録することで、スキルにマッチした仕事を紹介してもらえる上、報酬等の交渉も代行してくれるので、忙しい方におすすめできます!
副業を始めるメリット
会社員の方が副業を始めるメリットには主に以下の3つが挙げられます。
- 人生の満足度が高くなる
- 本業やそれ以外でも良い影響がある
- 最小限のリスクで経験や副収入を得られる
特に会社員に限定しているわけではありませんが、本業とは別に収入が入ることで得られる未来について解説していきます!
経済的に余裕が生まれることから人生の満足度が高くなる
経済的に収入がアップすれば、ライフスタイルがより良いものになるのがメリットです。
副業を始めるということは「新たに目標を持つ」ことに繋がるので、「新しい発見」「自分で稼ぐ楽しみ」など様々な刺激や感情を体感することが可能。
他にも、本業でいつも同じ業務をしていて「飽き」が来てしまっている人は特に副業を始めることをおすすめします。
また、副業はある程度の時間を捻出する必要があるので、基本やらなくても良いことは副業する時間に当てるようにしてください。
このように今の生活に副業という変化を起こすことで経済的にも人生にも良い影響を与えてくれるのです。
副業を始めることで視野も人脈も広くなる
副業を始めることは「新しい出会い」があることを先ほど紹介しましたが、人脈を手に入れることで「視野が広がる」こともメリットですね!
この「人脈と視野」に着目して副業を社員に勧める企業も最近では増えてきています。
考え方に変化が起きることで「本業を辞めてしまうリスク」もあるので、会社目線でみるとメリットばかりとは限らないので、トラブルを避けるためにも本業に迷惑をかけるようなことはしないでください!
最小限のリスクで経験や副収入を得られる
現代では、副業はスマホやパソコンがあれば誰でも始められる身近なものとなりました。
つまり、初期費用はほとんどかからずに、副収入を得られるだけでなく、スキルや経験も手に入ることが最大のメリットになります。
例えば、転職や独立・起業する場合、それなりに準備が必要となり、仕事環境を大きく変化させるリスクがあることから、収入が減少してしまいがちです。
ですが、本業という一定の収入が担保されている状態での副業は時間をかければかけるほど、資産として増やしていくことが可能!
失敗しても失うものはないどころか、経験値として自身に蓄積されていくので、必ずプラス材料となります。
サイト運営を通じて、ASPさんと打ち合わせをしたり、サービス提供者にインタビューをしたりなど本業ではできないことが副業で経験できる。
という点は「やった人にしかわからない」のでぜひこれから副業を始めようとしている方はこの感覚を体感してください!
副業を始めるデメリット・注意点
会社員の方が副業を始めるデメリット・注意点には主に以下の3つが挙げられます。
- 就業規則をチェック!副業を禁止している会社も多い
- 副業が本業でトラブルを招くことも
- 副業は必ずしも稼げるとは限らない
会社員に所属している方に深く関連する内容になっているので、これから副業を始めようと考えている方は、この章について「リスク」を把握しておいてください!
就業規則をチェック!副業を禁止している会社も多い
会社によって「本業に支障をきたすリスクがある」ことから、副業を禁止しているところもあるので、就業規則をチェックしておいてください。
これは、副業を始める前に必ず、勤め先に相談するようにしてください。
働き方に制限があまりないWeb業界は他業種に比べて副業を解禁している企業が多いですが、アパレルや工場勤務など肉体労働に分類される職種は副業解禁が難しいケースも多いです。
リモートワークやテレワークなど働き方改革が進む中、副業解禁に踏み切れない・そもそもできない会社はまだまだあるので、就業規則に副業NGの記載がある方は注意してください。
ただ、現状のお給料では生活がままならないなど正当な理由がある場合、人事や社長に相談してみるのがおすすめです。
副業の種類によってはこのようなケースも十分ありえます。
本業とは別で雇用契約を結ぶことはNGとしており、「自身でビジネスを始める」「土日や祝日にスポーツ団体の業務に携わる」など本業に支障の出ない範囲での副業は大丈夫という企業もあります。
どうしても副業をしたい方は、「上司へ相談する」か「副業できる会社へ転職」を検討することをおすすめします!
副業が本業でトラブルを招くことも
実際に副業禁止している会社に勤めており、副業したことがバレたら最悪の場合「解雇」になります。
「本業に支障をきたした」「会社の所有物毀損」など実際にこういった事例は多くあるのが実情。
解雇にならない場合でも、減給や昇給査定への影響など会社に居づらくなってしまうことは間違いありません。
こういったケースでは、「本業の業務で手を抜く」「副業禁止なのに規則を守らない」など他の社員さんからも不快に思われてしまう可能性が高いです。
会社員の方が副業を始める際は、「副業を始める理由」「本業に支障が出ない理由」を明確にし、勤め先や同僚、家族も含めて納得してもらった上で行うのが一番です!
このケースでは、賠償金を求められるなど決してろくなことにならないので注意してください!
副業は必ずしも稼げるとは限らない
日常でよく「簡単・短時間・稼げる」といった謳い文句の広告を見たことがある人も多いですよね。
これらは、情報商材や商品を購入してもらうための広告となっているので、購入した人によっては「騙された」と思ってしまう人も多いです。
副業初心者の方であれば魅力的に思えてしまう広告が多く、収入アップを目的に始めた副業なのに、多額の資金を失う人も少なくありません。
また、副業は最初の時期はなかなか稼ぐことが難しい期間が続くものなので、「必ずしも副業は稼げるというわけではない」ことを肝に銘じてください。
特に成果報酬・ビジネスオーナー型の副業は、作業量の割りに期待していた収入を得られないこともよくあります。
成果報酬で初心者・未経験なら「単価が低い」「成果の割りに報酬が低い」可能性も高いです。
本当に安全でおすすめできる副業ランキング3選
- 副業を始めたくてもいろいろ種類があってわからない
- できれば安全に堅実に稼げる副業を選びたい
上記のように、悩んでいる方におすすめの副業をランキング形式で3種類解説していきます。
稼げる目安や難易度、おすすめサービスなど詳しくまとめているのでぜひ参考にしてください!
第1位 スマホ副業の定番!ポイントサイト・アンケートサイト
出典:ビッコレ公式サイト
ポイント・アンケートサイトの特徴 | 詳細 |
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報酬形態 | 成果報酬型 |
難易度 (星が多いほど高い) |
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レベル | 超初心者向け |
月収目安 | 100円〜1万円前後 |
必要なスキル | 特になし |
初期費用 | 0円 |
おすすめサービス |
ビッコレ リサーチパネル |
副業初心者で月に1万円程度稼ぎたい人はポイントサイトとアンケートサイトを併用して稼ぐのがおすすめです。
ポイント・アンケートサイトは、スキル不要・単純作業・隙間時間を活かすの3つを満たす人気の副業。
とにかく数をこなすことが稼ぐコツですが、デメリットとして、作業時間の割に稼げない・スキル獲得もできないことが挙げられます。
なので、大きく副収入を得たい人には「ポイント・アンケートサイト」が不向きとなります。
第2位 在宅でできる!Webライター・デザイナー・プログラミングのネット副業系
Web系副業の特徴 | 詳細 |
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報酬形態 | 成果報酬型 |
難易度 (星が多いほど高い) |
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レベル | 中級者向け |
月収目安 | 3万円〜5万は安定して稼ぎやすい |
必要なスキル | 文書作成/タイピング |
初期費用 | PC代(3万円〜) |
おすすめサービス |
クラウドワークス ランサーズ |
在宅でパソコンを使って副業をしたい人におすすめなのが「Web系」です。
Webで副業している人の多くは専門知識を身につけて稼いでいる人が多く、それなりに副収入を得ているひとも多い。
なので、月に3万円〜5万円、10万円前後を目安に稼ぎたい人はこちらがおすすめです。
具体的に職種の例は以下の通りです。
- Webライター:メディアに掲載する記事の作成
- Webデザイナー:サイト制作や画像作成、動画編集など
- エンジニア・プログラマー:システムの保守・管理、サイト制作
上記の職種はクラウドワークスで募集をしていることが多く、仕事に困ることはありませんが、一定以上のスキルや実績がないと大きく稼げないのが特徴。
高い報酬を獲得したい方は、ポートフォリオや実績を用意してください。
初心者の方は「未経験可」の単価が低い案件から始めて、徐々に実力と単価を上げていくのがおすすめです。
第3位 ビジネスを育てる!ブログや動画配信
出典:A8.net公式サイト
事業経営型の特徴 | 詳細 |
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報酬形態 | ビジネスオーナー型 |
難易度 (星が多いほど高い) |
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レベル | 超上級者向け |
月収目安 | 10万円以上 ※青天井 |
必要なスキル | 文書作成/タイピング |
初期費用 | PC代(3万円〜) |
おすすめの副業 |
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ビジネスをご自身で始める副業は「ビジネスオーナー型」に分類されます。
稼ぐ仕組みを作り、成功報酬を得るのがモデルとなっており、主な種類は以下の通りです。
- アフィリエイト:ブログから広告収入を得る
- ハンドメイドEC販売:ECサイトにご自身の商品を販売して利益を得る
- YouTube動画配信:動画広告や企業から商品PRを依頼される案件など
- プログラミング:アプリやWebサービスを作成する
- 自販機設置:自動販売機のオーナーになる
- コインパーキング経営:コインパーキングオーナーになる
事業経営を行う副業は収益を得るまでにかかる期間が3ヶ月〜1年以上と長いケースが多い。
また、収益が出てもいきなり大きく稼ぐことは難しいですが、軌道にのれば、月10万円〜100万円以上稼ぐことも可能!
収益を得るためにかかる初期投資費用もかかる他、必ずうまくいくとは限らないので、他の副業と違ってリスクが高いです。
ただ、収入の他に経営ノウハウやマーケティング知識が身につくので、「無駄」になるケースは少ないことから人生で一度は挑戦したい副業と言えます。
副業はしない方がいいの?おすすめしない理由
よく「副業はしない方がいい」「おすすめしない」という人も見かけます。
副業がおすすめできない理由は以下の4つが挙げられます。
- 休みが減るので精神的・体力的に辛くなる
- 本業が疎かになってしまう
- 人間関係やプライベートが犠牲に
- 確定申告など手続きが面倒
次の章で詳しく解説していきます。
休みが減るので精神的・体力的に辛くなる
副業はプライベート削って働くものなので、体力・精神的に辛くなりがちです。
社会人であれば、基本的に1日8時間は働いている人が多い中、本業の後や休日に副業するのは中々難しいもの。
これは体を休める時間が短くなり、疲労も溜まりやすくなってしまうことから寝不足や体調不良になってしまうリスクが高まります。
また、忙しくなることで、気持ちに余裕もなくなってしまうので、本業や家事が疎かになってしまいがちです。
本業が疎かになってしまう
副業を始めるとプライベートが減ってしまうだけでなく、本業が疎かになってしまう可能性も高いこともおすすめできない理由です。
本業のあとや休日を副業に当てることで、体力的にも気持ち的にも余裕がなくなってくると、本業が疎かになるというケースは多いもの。
よくある例としては、クライアントのプレゼンがうまくできない、ヒアリングが適当になるなど、「信用を失うミス」を連発してしまい解雇や減給になるなどが挙げられますね。
このような事態にならないためにも、副業を始める前に、本業に支障が出ない程度で副業に割ける時間をしっかりチェックしておくことが大切です。
人間関係や友人と関係が犠牲に
副業をしない方がいい理由のひとつには「人間関係」も要素のひとつとしてあります。
副業によりプライベートを犠牲にするので、友人や同僚との付き合いが悪くなることから人間関係にも影響を及ぼします。
本業で人間関係が影響すると、「仕事を手伝ってもらえない」「冷めた態度を取られる」などもよくあるケース。
プライベートでは、遊びや飲みの誘いも減ってしまう可能性も高いです。
良い人間関係を築いていくには、「一定のコミュニケーションをとる」必要があるため、副業が忙しいからという理由で他人を蔑ろにしないよう注意してください。
また、副業を始めたことで、人付き合いも「仲の良い人たちに限定」されていくので、あなたを理解してくれる大切な人たちが周りに残ることは、人によってメリットになる可能性も。
確定申告など手続きが面倒
副業はしない方がいい・おすすめしない最後の理由は「確定申告など手続きが面倒」な点です。
前年の1月1日〜12月31日までに副業で得た所得にかかる税金を税務署に報告する手続きのこと。2月中旬から3月中旬までに行い、納税するまでが手続きとなってます。
本業から収入がある場合は、副業収入が20万円以下であれば確定申告をしなくても問題ありませんが、「住民税の申告」は別途行わなければなりません。
他にも副業を始めることを勤め先に了承を得たり、請求書の作成方法や税金にまつわる知識も勉強しなくてはなりません。
また、事前に副業をすることを本業に伝えておくことでトラブルを避けることにも繋がるので必ず報告してください。
副業の始め方・やり方 まとめ
副業の始め方をまとめると以下の通りです。
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STEP1副業を始める目的を明確にする何を目標にするのか
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STEP2週に割ける時間を確認副業に費やる時間を算出する
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STEP3自分に合った副業を選ぶ副業の報酬形態を理解する
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STEP3実際に案件を探す仕事の探し方について
副業は本業とは別に収入を得ることができるので、経済的に豊かになったり、新しい出会いによる価値観の変化と視野の広がりなど様々なメリットがあります。
また、プライベート時間を削るので肉体的・精神的に疲弊したり、人間関係の悪化などリスクもあるので、副業ができる環境を整えることからまずは始めてください。
人によっては、確定申告など手続きが面倒と感じる人もいますが、そういう方は副業に不向きと言えます。
なので、これから副業を始めようと考えている方は、「副業をしても勤め先に影響がないか?」「自分のライフスタイルやスキルにあった副業選び」「副業をする上での税金に関する知識」の3つに着目するのがおすすめです!
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